安いパーソナルジムを選ぶ際のポイント5つ|さらに料金を抑えるコツも
パーソナルジムといえば、トレーナーのマンツーマン指導でモチベーションを維持しつつトレーニングができる良さもあります。とはいえ、パーソナルジムは値段が高いというイメージを持っている人も多く、できるだけ安いパーソナルジムはないのか探している人もいるのではないでしょうか。どうやって選んだらいいのかわからない人向けに、料金が安いパーソナルジムの選び方や料金を抑えるためのコツを紹介します。できるだけ安いパーソナルジムを探している人は参考にしつつ、選ぶようにしていきましょう。
パーソナルジムの費用相場・内訳
パーソナルジムの料金相場は、月額20万円〜30万円程度です。1回あたりのトレーニング費用を月8回で3か月通ったと換算すると、8,000円〜12,500円の費用がかかることになります。一般的なフィットネスジムと比較しても高いと感じている人が多いのではないでしょうか。
パーソナルジムの料金は、基本的に必要になる料金の総額で表されていることがほとんどです。
料金の内訳は主に、入会金・トレーニング費用・食事指導の月額料金・レンタル料金などに分類されます。
パーソナルジムの費用相場や詳しい内訳について、説明していきたいと思います。
入会金
パーソナルジムに入会するときに支払う料金になり、月額レッスン料とはベルのものです。パーソナルジムによっては入会金を設けていないところもありますし、キャンペーンによる割引もあれば月額3万円~5万円程度かかることもあります。 ジムによっても価格幅があるため、事前に確認しておくのをおすすめします。入会金は初期費用としてかかってくる部分になるため、パーソナルジム選びのポイントともいえます。できるだけ初期費用を抑えたい人は、入会金を設定していない、もしくはキャンペーン期間中にジムに入会するのを検討するようにしていきましょう。
パーソナルトレーニングの料金
パーソナルトレーニングの料金は、「都度払い制」「チケット制」「月額コース制」「通い放題」などプランにもさまざまなものがあります。 料金についてまとめてみましたので、参考にしてください。
料金形態 | 概要 | 料金 |
---|---|---|
都度払い制 | 1回ごとに料金を支払って通う方法になり、月額費用がなく利用した分だけの料金を支払う方法 | 1回あたり5,000円~10,000円前後。ジムによっても金額が変わる |
チケット制 | 回数券を購入して、1回の利用ごとに消費する料金形態のことをいいます。パーソナルジムでは一般的に見られる方法。 | チケットの枚数によっても異なり、20,000円~。まとめて購入するほど料金形態がお得になる |
月額コース制 | パーソナルジムでよくみられる形になり、一括払いや分割払いなどの支払い方法を選択できる。最初にまとめて支払う | 月額20万円〜30万円が一般的 |
通い放題制 | 一定の料金を支払うと、期間中に何回でもパーソナルジムに通えるサービスのことをいいます。定額制やサブスクリプションサービスと呼ばれることも。 | 月額10,000円~40,000円前後と、ジムによっても差があります。受講する頻度が多いほど1回のレッスン料が安くなる |
食事指導の月額料金
パーソナルジムの食事指導は、オンラインで行われるケースも増えています。一般的に月額料金として2万円前後の追加料金がかかるようになります。日々の食事の記録や、トレーナーへの報告、カロリー管理や栄養管理などのアドバイスを受けられる棟になります。
パーソナルジムによっては管理栄養士監修のところもあります。食事指導を月額料金のなかに含み、無料にしているパーソナルジムもあります。トレーニング効果を高めるためにも、食事の見直しは重要になってきます。食事指導の月額料金をもとに、どのくらいの費用がかかるのかを確認するようにしておきましょう。
トレーニンググッズのレンタル料金
トレーニングに必要なグッズのレンタル料金もかかってきます。具体的になウェアやシューズ、バスタオル(フェイスタオル)などのトレーニングに必要なグッズもあります。毎回持参してジムに通う人もいますが、荷物も多くなってしまうためレンタルした場合に、どのくらいの費用がかかるのか確認しておきましょう。パーソナルジムによって料金が変わりますが、レンタル料金が無料の場合もあります。通うたびにかかってくる費用になりますので、無駄なく通えるかどうかも確認しておきましょう。
パーソナルジムが一般的なジムよりも高額な理由
一般的なトレーニングジムの場合、ひと月あたり10,000円前後の料金相場となります。トレーニングジムとパーソナルジムを比較すると、高額な点に驚く人もいるのでがないでしょうか。パーソナルジムの料金は決して安いとはいえないものの、一般的なトレーニングジムとの違いがあります。具体的にはトレーナーの指導が受けられる点や、食事指導や設備やサービスが充実しているなどのとくちょを持っています。パーソナルジムが一般的なトレーニングジムよりも高額な理由4選を詳しく見ていきましょう。
プロのトレーナーによるマンツーマンでの指導
パーソナルジムは、専門的な知識を持ったプロのトレーナーによる個別指導が特徴です。 そのため、1人につき1人のトレーナーが必要になり、人件費もかかってくるため、料金が高額に設定されているのです。トレーニング方法を指導してくれますし、誤ったフォームのままでトレーニングを続けてしまう心配もありません。専門知識や技術を持ったトレーナーが丁寧に指導してくれるからこそ、一般的なトレーニングジムと比較すると料金が高額と言えるでしょう。
自分に合ったトレーニングプランの作成
パーソナルジムでは、トレーニング指導だけではなく自分にあったトレーニングプランの作成も期待できます。一般的なトレーニングジムでは、自分でトレーニングプランを組み立てる必要がありますし、トレーナーの指導の基本的なことのみとなります。パーソナルジムでは、専門的な知識や技術に基づき、課題を見つけつつトレーニング方法を組み結果にコミットできる良さもあります。自分にあったトレーニングプランについて、正しく指導してくれるからこそ安心して利用できます。
高品質なトレーニングマシンの充実
パーソナルジムは、高品質なトレーニングマシンが充実しているからこそ高めの料金設定ともいえます。駅チカなどアクセスの良さはもちろん、最先端のマシンや器具が豊富にそろっています。一般的なトレーニングジムと比較すると待ち時間もなく高品質なマシンを使える点も、パーソナルジムの良さです。パーソナルジムによってもそろえているマシンが変わってくるからこそ、どのようなマシンがあるのか見学や体験を通して確認するようにしておきましょう。
付帯サービスの充実
パーソナルジムは利用者に向けたさまざまなサービスを行っています。マンツーマン指導や、ウェアやタオルなどのレンタルが無料のジムもあります。とはいえ、パーソナルジムによっても変わってくるため、付帯できるサービスについても確認するのをおすすめします。また、トレーニングに応じて、進捗状況をメールや専門アプリを使い継続的なフィードバックを行っているパーソナルジムもあります。食事のチェックなどのフィードバックも行っているなど、サービスが充実しています。
料金が安いパーソナルジムを選ぶ際のポイント
料金が安いパーソナルジムは魅力ではありますが、安い理由にもさまざまなものがあります。利用者のトレーニングには何ら影響のない広告費などの費用を抑えているため安いケースもあれば、トレーニングマシンや設備が充実していないため安いケースも考えられます。
そのため、パーソナルジムの価格だけを見て選んでしまうと、失敗する恐れも出てきます。安いパーソナルジムに通いたい人は、次のポイントを押さえておくことが大切です。
ジムの立地
料金が安いパーソナルジムを選ぶポイントとして、立地も一つの判断材料といえます。傾向として料金が高いパーソナルジムは、駅から近いエリアや人口が集中している都市部にオープンしていることも少なくありません。料金が安いパーソナルジムは、駅から遠かったり駅の郊外にあることも多くなります。地域密着型のパーソナルジムは、普段電車を使わずに車で移動している人や、人が多い場所が苦手な人にとっては、通いやすさを実感できると思います。ジムに何を求めるのかによっても立地が変わってくるため、自分たちにあった場所のパーソナルジムを探すようにしましょう。
トレーナーの質・相性
トレーナーの質や相性についても、料金が高いパーソナルジムの方が実績を多く有しているトレーナーが集まります。とはいえ、料金が安いからと言ってトレーナーのレベルが低いとも限りません。マンツーマン指導を受けるパーソナルジムにおいては、トレーナーとの相性も非常に重要になってきます。トレーナーの質だけに着目するのではなく、相性も含めしっかりと確認しておくのをおすすめします。また、トレーナーの指名料がかかる場合もあり、経験豊富で実力のあるトレーナー程高額になります。
設備・サービスの充実度
パーソナルジムでも料金が高いと、水素水やプロテインサーバーなどの設備や、ウェアやシューズ、タオルなどのレンタル料金が基本料金のなかに含まれているケースも少なくありません。料金が安いパーソナルジムの場合は、オプションとして追加になっている場合も多くあるため、月額料金のみなので安いという印象をもたれがちです。トレーニングに必要なサービスが有料になっている場合は、オプションとして利用した場合に、どの程度追加料金がかかるのか合計で確認しておくのをおすすめします。月額料金が安い理由にも目を向けて、比較するようにしておきましょう。
予約の取りやすさ
パーソナルジムを選ぶ上で、予約の取りやすさも重要です。安いパーソナルジムは人気があるため、予約が取りにくいことも少なくありません。特に土日祝日や平日の夕方から夜にかけては混雑していることも多く、希望通りに通えなくなってしまうこともあります。自分が行きたいと思った時に予約が取れないと、モチベーションが低下してしまうことも考えられます。ジムに通いたいと思っている時間帯が混雑していないかどうか、予約の取りやすさを確認するようにしておきましょう。
解約金・解約手数料の有無
パーソナルジムを解約する場合、解約金・解約手数料がかかることも少なくありません。料金が安いパーソナルジムのなかには、設定された契約期間以内に解約する場合、解約金(違約金)や、解約手数料が発生する可能性も考えられます。そのため、万が一続かなかった場合や、何かしらの理由でやむを得ず解約せざる得なくなった場合のリスクも含め考慮しておきましょう。解約金・解約手数料の有無について確認しておくと、後から追加でかかる心配もなくなります。
パーソナルジムの料金を抑えるコツ
最後に、パーソナルジムの料金を抑えるための3つの方法について紹介します。
ペアパーソナルトレーニングを利用する
パーソナルジムの料金を抑えるためには、ペアトレーニングの利用もおすすめです。家族や友達、恋人と一緒にお得に通うトレーニング方法になるため、内容は変わらず一人あたりにかかる料金を抑えることもできます。一人だと緊張してしまう人も、二人であれば楽しく本格的にトレーニングを進められるようになります。ペアトレーニングは二人に対して一人のトレーナーが指導します。片方のインターバル中にもう片方がトレーニングを行う為、時間や種目数なども変わりません。料金を抑えつつパーソナルトレーニングを受けたいと考えている人にもおすすめです。
トレーニング頻度に応じたプランを選択する
パーソナルジムのさまざまな料金プランのなかでも、基本的に1回あたりの単価が安くなるのはチケット制です。ただし、チケット制の多くは有効期限が定められているため、一定期間を超えると使えなくなります。 そのため、挫折して中断してしまったり、頻度が少なすぎたりすると期限切れとなり無駄金になってしまうことも考えられます。その場合は「○か月の契約期間で月○回の利用」の月額コース型を選択して設定どおりの頻度で通い続けたほうがお得な場合もあります。 また、1週間に2回以上などの高い頻度で通う場合は、通い放題プランのほうがお得になります。とはいえ、通い放題を用意しているパーソナルジムが少ないのもあり、通いやすい範囲で探せない場合もあります。
割引キャンペーンを活用する
パーソナルジムの料金を抑えるためには、割引キャンペーンを活用するのをおすすめします。期間限定のキャンペーンが実施されている場合もあります。期間限定になるためタイミングによっても変わってきますが、キャンペーンが実施されているかどうかホームページを見て確認しておきましょう。
パーソナルジムなのに通い放題なのはおすすめ?
パーソナルジムの通い放題は、目的によってはおすすめです。トレーニングの多くは3日ほどの休息期間があったほうが効果的だといわれています。毎日通うのは難しく、過剰トレーニングになってしまう可能性もあります。あくまでも短期で一気に追い込みをかけたい人にとっては、通い放題のほうがお得になる可能性も少なくありません。自分にあった頻度でトレーニングを行うようにしていくことが大切です。
まとめ
パーソナルジムは立地やトレーナーの質や相性、料金、予約の取りやすさ、設備など総合的に判断したうえで決めるようにしましょう。料金が安いパーソナルジムでも、オプションで追加料金がかかり合計金額が安いとはいえなくなってしまうこともあります。SPACE GYM(スペースジム)は支払総額で言うと安い部類ではありません。とはいえ、1回あたりの価格は安くなりますし、トレーナーの質を考えるとSPACE GYM(スペースジム)を選ぶのをおすすめします。